- 高齢者が安全に暮らせる照明方法って?
- 新築やリフォームの際に知っておきたい!
個人差はありますが、20代後半から加齢に伴い、明るさ(照度)を感じる機能や色の違いを識別する能力が衰えてきます。また、眼球内(眼の中)で光が散乱しやすくなる為、物が見えにくくなったり、まぶしいと感じることが多くなってしまうのです。高齢者の住宅には、十分な明るさとまぶしくならない位置に照明器具を設置する工夫が必要ですね。その他、明るいところから暗い場所へ移動したときに、目がその明かりに順応するまでに時間がかかるので、極端な明るさの差は危険です。夜間の廊下や階段などには、フットライトを点けましょう。本を読んだり編み物をする場所には、フロアスタンドやテーブルランプなどの局部的な照明器具を置くと良いですね。さらには、高い位置にあるシーリング照明の電球・蛍光管の交換は大変なので、吊り下げ高さが調整できる(昇降式)照明器具をオススメします。
提供:コイズミ照明株式会社